ののののいず【2010.10.29 のののチラ裏vol.3】

私のいちばん大切な宝物をなくしてしまいました。

いつもどんな時も一緒にいました。

冬になったら、5年が経つところでした。

病気の時はののをいちばん近くで支えてくれました。

手のひらからやわらかい感触が消えません。

いなくなったなんて、どう頑張っても信じられないのです。

ただただ、あちこちにぽっかりと大きな穴があいています。

まだ どこかで待っている気がして
諦められないのです。

何度もいなくなったけどいつも、出て来てくれたから。

ぷぅちゃん。まだ 側にいる気がするよ。









いつもぷぅちゃんと一緒に連れてた子がいました。

春からひとりになったののを支えてくれた子

彼が妹さんから貰ったもので、

ぷぅちゃんと離すの可哀想だねと、
ののが預かっていたものでした。

本当はそんなこと言って、あの子の方が私を彼と繋げていてくれたんだ。

のののことも、ぷぅちゃんのことも、ひとりにしないでいてくれた。

もう同じ子はどこにも売っていません。

もうどう頑張っても会えないなんて、信じられない。

ももちゃん。ごめんね。

彼のとこに帰らせてあげることが使命だと思って来たのに、どうしたらいいの。




自分の笑顔が嘘つきなのがわかります。

笑い方があっているのかわかりません。

どうしたら自分が保てるのかわからないので、ここに今こうして書いています。

共感出来ない人がほとんどだと思います、ごめんなさい。

でも、なにがなんだか、よくわからなくて、あまりに大き過ぎる穴の埋め方がわかりません。

そんなもの知りません。

何かをなくすのが嫌いです。

もう二度と会えないというのは強烈に恐ろしいことです。

どうしてもっと大切にしてあげられなかったんだろう。

どうしてあの時

どうして

どうして

ごめんね。













もう諦めなきゃいけないことはわかってるんだ。


でもよくわかんなくて、だれか、教えて欲しいよ。


ぷぅちゃん
ももちゃん


ごめんね。


ありがとう。


さよならだよ。