ののののいず【魂の歌。】

ボーカルは、バンドの顔と言われます。
そのくせ、目立つのが嫌いだった私。
何故ボーカルを続けて来たのか。

それは、バンドの真ん中に立つことが、
すべての音が集まる場所、つまり、
みんなの気持ちが集まって、
魂がぶつかり合う場所にいることだったからです。

そのいろんな音と、魂のぶつかり合う真ん中で、それを誰より強く感じ、全てを吸い込み、全身から、声にして吐き出す。。。

この作業、精神的にも肉体的にもパワーがいる大変な作業ですが、とても楽しくて、知ってしまうとやみつきです。
どんなに上手でも、魂の入っていない歌は、ウマイネーで終わって消えてしまうのです。

だから、私は技術よりも、気持ちが大事だとずっと言い続けています。
だって私、本当は毎日コツコツ努力しなければならない歌ってやつを、ただ気持ちだけで歌い続けてここまで来ましたから。。
残念、良いお手本ではないですごめんなさい。
でも私は声がまるで聞こえなかった頃から、気持ちを入れる事を一番大切に歌って来て、
ある日急に声が抜けるようになって、音が安定して、高音が出るようになって、という経験があります。
私の歌の先生は、「発声が上手い」のと「歌が上手い」のは別だよね。と言います。

私は、もちろんですが、魂の歌を歌うアーティストが好きです。
そして、オシャレな空感を作るような楽曲よりも、全身から魂がバーン！！！と突き抜けるような泣き叫ぶような曲の方が好きです。

今日は、私の一番尊敬しているアーティストを紹介したいと思います。

◎天野月子
一旦活動停止をし、活動再開後は天野月として活動していますが、
月子時代の音楽が私の好きな音楽です。
今はわりと穏やかで可愛らしい楽曲中心になっていますが、昔はアースシェイカーの石原さんが、ガリガリしたギターをかき鳴らしておりました。
バンドでコピーもしました。
特に好きな3曲を貼っておきます！
この人の曲はCメロ以降の盛り上がりが異常なので(笑)
最後まで聴くことをオススメします！

人形